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2007.11.02

思い出の女性騎手戦

 レディースジョッキーシリーズ(LJS)の第一戦が5日、水沢競馬場で行われる。
JRAの二人を含め11人が参加、13日の荒尾、22日浦和の3戦を合計したポイントで女性騎手ナンバーワンを競うが、舞台となる水沢競馬場には女性騎手にまつわる華やかな歴史があることを改めて紹介したい。

 1981~1984年に行われたレディスカップのシリーズには国内外から招待騎手を招いて東北地区3場(水沢・上山・新潟)で行われた。
 初年度の参加騎手は、海外勢は全員米国人で、キムバリー・アン・デロウラ、パティ・ヘネリー、シャロン・セカト、シーラ・マッケンナ、エミー・ランキンの5人。国内組は、浦和の土屋薫、川崎の安池成美、そして水沢の吉田弥生の3人。
 9月6日水沢で行われた第一戦(B1)は1番人気スポットラインに騎乗したキムバリーが逃げ切り、2着にも先行したコーエンレイの土屋が入線(なんとこの年の3戦はすべて1着キムバリー・2着土屋で決着)したのだが、アクションの少なかったレースのなかで目に付いたのが3着に入ったレークナムラの差し脚だった。4コーナー最後方から豪快に追い込んでの3着、鞍上を務めた地元の吉田弥生騎手にはゴール前大きな歓声が浴びせられたものだ。

 そして歴史の幕を閉じる84年、水沢の最終第6戦までもつれ込んだ優勝争いを制したのが前年結婚して姓が変わっていた新田弥生。最終戦に騎乗するマツノタケは4番人気だった。総合優勝を争っていたソフィア・ノルグレンが本命のサンゼンリュー、ジュリアン・クローンが3番人気のアイノガリト、マリアン・アリグッドが5番人気のサンオーリウジンに乗っていたのに対し、くじ運に恵まれたとはいえなかったが、若輩の私がレース前そのことについて聞いたとき「私は負けるなんて思っていない!」と、裂ぱくの気合で運・不運の要素を言下に否定したものだった。
 結果そのレースこそサンゼンリューの逃げ切りを許したものの、新田・マツノタケのコンビは2着に粘り、総合ポイントではマリアン、ソフィア等の猛追を退け、見事に第4代の女王の座を射止めたのだ。

 忘れてならないのは、このレディスカップの仕掛け人が岩手競馬であったことと、地元の新田(吉田)騎手の活躍がシリーズを盛り上げたという二点だ。今回のLJS開催が岩手競馬復興の足がかりの一つになることと、当代唯一人の岩手女性ジョッキー、皆川麻由美騎手の健闘を心から願うものである。
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