--.--.--

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2009.09.25

売れる商品考

 馬券の売り上げ減から今年も経費の削減が必要になった。しかたがない面もある。長引く景気の低迷という常套句?は今こそ深刻で、皆が力を合わせているからこの程度の削減ですんでいるという見方さえある。
 広報・宣伝という部分ではマスコミの寄与できる部分は大きく、集客や新規客の開拓という面では実際貢献できていると思うが、この部分はボディブロー。求められるのものが「売り上げ増」に結びつく顔面パンチだとすれば、商品としての競馬の魅力を上げる工夫がどうしても必要になってくる。

 その際よく言われる、そして実際にその通りのこととしては、「スターホース」作りという処方箋があるのだが、「賞金・手当の減額で良い馬が集まらないだろうに」といった悲観論の前では、単なる願望の域を出ない話に聞こえてしまう。
 ネット販売の充実、広域販売、JRAの馬券の発売は、ファンとしては嬉しいことなのに「手数料」のカラクリにからめとられて利益確保の実効には疑問符がついて回る。新種馬券にしてもシステム上「岩手独自・岩手だけ」のものの発売は相当ハードルが高いようだ。

 馬の質・馬券の種類等の面から話をすると袋小路に入るばかりだが、果たしてほかに方法がないか視点を変えてみる必要があると思う。
 例えばドリームチケットなどを上手く利用して5000円パック、1万円パックという「遊びかたのスタイル」を提供できないだろうか。以前のように客単価が表面上高いときなら、何で売れる商品に上限を設けるのかと、見向きもされなかった考え方だろうが、「かしこく手堅い消費者」を相手に「たとえ負けても5000円!勝ったら気分最高ですよ・・」と訴えてみる方法があってよいと思う。
 競馬本来の醍醐味のひとつに、一攫千金・ハイリスク・ハイリターンという側面があるとして、先の見えない今の時代、際限もなく負け続けることへの警戒感が必要以上にサイフの紐を固くしているのかな・・・・・・と感じるときもある。競馬界が長年にわたって
育ててきた「ライトファン」に見合う商品は「100円で夢を見られる払い戻しの高さ」だけでは無いような気がする。

 別の視点としては客層の変化だろうか。「ファンの高齢化」を売り上げ減の原因にあげた時代もあったが、いまや国民の4人に1人が高齢者。高齢化をマイナスに考えていてはやっていけない。
 それに、現役世代がアップアップしているのに比べリタイア組みのなんと元気なことか。その世代の方たちが楽しめる競馬場であって欲しい。年寄り扱いは御免だという人は勝手に遊ぶとして、「ゆったりとした席」「見やすいオッズ表示」「より塗りやすいマークシート」「うまい和食」「健康に結びつくサービス」など、実現させる目標になりうるPRポイントがいくつか見当たりそうな気がする。
 若い世代、働き盛りの世代むけのサービスは勿論否定しないが、「人生の先輩を大事にする競馬場」というのも、今の世の中にあっては訴求力のあるキャッチフレーズになると感じる。



この記事へのトラックバックURL
http://saponet002.blog121.fc2.com/tb.php/48-431fa8cb
この記事へのトラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。