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2008.01.17

荒尾との協力に拍手

 50頭の馬と3人の騎手と二人の調教師が、熊本・荒尾競馬に冬季間遠征のニュースが目を引いた。

 これまでにも騎手が個々に短期免許で他地区で騎乗するケースはあったが、馬も調教師もという組織的な遠征は、馬券の発売面の協力から一歩踏み込んだ文字通り実体のある“競馬の交流”が始まったことを意味する。
 主催者間の経営面での連携は、「地方共同法人化」・「民間委託」といったキーワードを軸に語られる時代になっているが、競馬そのものの協力体制が進んだことは、岩手競馬でも時代が動き始めた印象を強くするものだ。

 過去に例が無いわけではない、というより、競馬が水沢と盛岡で固定的・長期的に行われるようになる前には、騎手も調教師も競馬が開かれる都市に集散しながら一年を過ごしていたのこと。すでに引退した調教師の方たちから当時の様子を聞いたことがある。競馬組合が出来てからも、村上昌幸騎手(現調教師)が冬季間南関東で騎乗していた例など、他地区との交流は行われていた。名前も実績もある大ベテランの桜田浩三師が率先して九州・荒尾に赴いたのには一瞬驚いたが、古い時代を知っておられる調教師だからなのだと納得もした。

 シーズンオフがあることに甘んじずに、シーズンオフを利用しようという動きは岩手競馬が本来もっていた活力を甦らせるものだと感じる。特に若いジョッキーにはキャリアを積む絶好のチャンスになる。
 地方競馬場がそれぞれに苦闘を強いられている時代だが、競馬ができる場所を求める岩手と、慢性的な馬不足を解消したい荒尾の思惑が一致したことで実現した今回のケースは、歓迎すべき事だ。
 地方競馬同士がどういう形にせよ連携を強めなければならないことは共通の認識かと思うが、なかなか実現できない「地方競馬のブロック化」を現場レベルからはじめた今回の試みは、負のスパイラルを脱する大きなきっかけになると思う。

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